金星と海王星の大接近を撮影後、強風下で迷いましたがEOS-M6+EF-M18-55mm F3.5に変え、アルデバランに近づいたZTF彗星をプレアデス星団および火星の4天体ショットとして撮ることにしました。強風で寒かった。撮影を開始しようとしましたが画像1のように雲で覆われてしまいました。この後、15分待ったのですが寒くてとても待つことができずここで断念。

撮影後確認、アプリPolarisを見たらトラッキングOFFになっていることに気が付きました。寒いとミスしがち?(完全に防備したつもりでしたが風が吹き続けるとたまりませんでした)。このため、画像全体が少し右に流れています。

画像1 火星(左やや上)、プレアデス星団(右上)、ヒヤデス星団(中央下)、ZFT彗星(見えない)  EOS-M6 55mm f/5.6 ISO-800 20秒 インターバル4秒間の連続繰り返し撮影 2023/02/15 18:59

雲がない状態の写真は最初の二枚程度。画像2は最初の一枚目の単一画像、四天体(ZTFは写っていないようなものです)が画角に入ることを確認しましたが、光害のためでしょうか見映えはあまり良くない画像となりました。参考にZTF彗星はここに写っています、という説明のためにスライダー表示にしています。目標にした四天体は写っているのですが空の明るさに負けてしまいました、黄色の四角枠の右上がアルデバランで、白い矢印の先に彗星がいるのですけれど、拡大してもうっすらとしただけでした。

ほぼ似た時刻に撮られた見映えのある画像がネットで見られます。特に最近の02/14と02/15の画像としてほんのり光房様が「ヒアデス星団に接近したZTF彗星(2023/02/15投稿)」および「金星と海王星が超接近(2023/02/16投稿)」で記事にされていました。参考にすると良いと思います。

画像2 ZFT彗星(ステラナビゲータで位置確認)の位置表示


もっと大きく確認するための元画像を添付しておきます。