今月の満月前後の撮影チャンスは2023/02/05および2023/02/06(03:29満月)でしたが、このうち2/5のみ撮影、翌日は曇り空でした。
ねらいはNo.1022のように測心秤動(横浜に於いて)が同じになる満月と半月の幻想的な画像を得るため。地球照狙いとは異なります。この種の合成画像はネット上に時々見られますが理想的に秤動が一致する組合せが見た目もきれいです。
満月は撮れましたのでこの満月の秤動とほぼ同じになる半月はNo.966に示したリスト(ほんのり光房 久保庭様のご教示によります)から2023/04/27および2023/04/28と予想されます。
当日2023/02/05 20:57に撮影した月齢14.6とStellariumによる2023/04/28の上弦シミュレーション画像の2枚を画像1に示します。スライダー表示にしています。スライドバーを左右にしても画像のずれはほとんど見られません。
画像1 2023/02/05 20:57(実写)と2023/04/28(Stellariumによるシミュレーション画像)
上記2枚の実写とシミュレーション画像の最適な合成を画像2に示します。上弦の時は少し最適時期を過ぎますが月面Xも見えると思います。月の左側が満月、右が上弦の月が強調されています。このシミュレーション画像が実写画像で実現できれば上記No.1022のようなきれいな月面合成画像が得られるはずです。当日は晴れを希望、祈ります。
なお、本ブログではこの種の記事が複数過去にあるのですが探し出すのに時間を要してしまいますので以後はMagicMoonのワードと記述します。あわせて特集、参考記事として今までの関連記事リストを登録します(予定)。
画像2 MagicMoon 満月(実写)と上弦(シミュレーション)の合成画像