ISSの撮影後、COOLPIX P1000を月齢13.6に向ける。この時刻の横浜における測心秤動は経度、緯度でそれぞれ+1.16°、-6.27°、地心秤動では+0.47°、-6.44°。月面Aとこの秤動値であれば月南極付近のバイイクレーターが見えるはずだと観察と撮影へ。

月齢13.6全体を画像1、月面Aを画像2および画像3、そしてバイイ・クレーターを画像4に示します。

画像2の月面Aは逆さまですので180°回転して画像3に示します。”A”らしく見えていますよね?。ネットで調べるとAはクッキリと見えているものから本画像のようにほぼAに見えるものまでばらついています。またAの両足が短いもと長いものがあったりして光の射し方で陰影が変化し月齢のタイミングばかりでないようにも思えます。そのぶん撮ってやろうではないかとこだわると面白くなるのかも知れません。

画像4のバイイはちょうど全体が見えて良かった。

画像1 月齢13.6 2023/02/04 19:08 COOLPIX P1000 ISO-100 359mm(2,000mm相当) f/8 1/200秒 10枚をAS!3でスタック、RS6でWavelet変換、WB等画像調整

画像2 月面A 2023/02/04 19:12 COOLPIX P1000 ISO-100 2,156mm(3,000mm×4倍相当) f/8 1/200秒 8枚をAS!3でスタック、RS6でWavelet変換、WB等画像調整

画像3 月面A 画像2の画像を180°回転して比較

画像4 バイイクレーター 2023/02/04 19:20 COOLPIX P1000 ISO-100 2,156mm(3,000mm×4倍相当) f/8 1/250秒 10枚をAS!3でスタック、RS6でWavelet変換、WB等画像調整