上弦は過ぎましたが、昼間の月(月齢7.3)と夜の月(月齢7.5)の観察を楽しみました。画像1および画像2にその月を示します。画像1は青空の中に白い月でちょうど月面”X”が良く見える時間帯(14:12)でした。”LOVE”ははっきりとはしませんが薄くかろうじて見えています。夜になると月は南方向空高く(18:51 高度70°)見上げるのも窮屈な姿勢になりましたが撮影はモニター視ですので楽で”LOVE”&”X”は良く見えていました。

いつも参考にしている「ほんのり光房様」のブログを拝見すると夜の月は19:40と少し月齢が進みましたが、”上弦を過ぎた月面と地球接近中のZTF彗星” 2023/01/30記事中に月面画像が載っていました。その中で(1)ヒラヤマ・クレーター、(2)プトレマイオス・クレーター中にRay現象、それに(3)点々の地形が作る横向きハート型の興味を引く内容がありましたので注目し念のため自画像でも確認しました。結果は以下のとおり。

(1)はP1000の解像度では無理で認識できませんでした。単一画像でもスミス海の奥、月のエッジ部分がぼつぼつしているのみでクレーターの様子は見えず。

(2)および(3)は画像2を明度を上げコントラストを弱めてトリミング。その結果を画像3に示します。解像度が良くないもののハートマークもRay現象も自身で「これですか、面白い」と喜びました。望遠鏡によるキレイで理解しやすい画像は上記記事中に載っています。

望遠鏡でないとキレイな画像は無理と思えましたが、いつか意識して眺めてみたいと思います。

画像1 昼の月齢7.3 2023/01/29 14:12 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 2,000mm相当 1/320秒 単一写真

画像2 月齢7.5 2023/01/29 18:51 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 2,000mm相当 1/125秒 10枚の画像をAS!3でスタック

画像3 点々横ハート型のマークに見える アリスティルスとアウトリュコスの南、ハドレー谷付近およびプトレマイオスクレーター中の光