少し時期としては過ぎてしまいましたが、記録として投稿。
No.1097で紹介したように満月(2022/09/10)と上弦の月(2022/11/30)がほぼ同秤動になりますのでその合成写真を楽しもうとしたのですが、11月30日は曇り空で0時近くでも姿を見せず断念しました。その後も晴れず12月03日まで代用画像も撮れませんでした。今年は天気が良く無い日が続きます。
ほんのり光房様の記事中に12月02日に二日間上弦を過ぎていますが月齢8.46の半月の撮影画像が載っていましたので利用させていただきMagicMoonの合成を試みました。上弦は過ぎていて、かつ測心秤動の満月画像との差が緯度、経度で1°以上ありました。結果を画像1に示します。見映えを整えるため色付けしています。まあまあの画像になり今年はもうチャンスがありませんでしたので載せることにしました。画像の比率は満月20%、半月は80%の加重平均処理。元の画像の明るさを対比してこのような組み合わせにしました。
ありがたいことに半月の画像の解像度が高いので拡大してもクッキリとクレーター等見えてなおさら立体的に見えます。そのおかけで月面文字のLOVE & Xの撮影時期は外れていますがその位置が即座にわかりました。No.1022のようにLOVE & Xがキレイに見える画像とは異なりますが満足できる画像です。
画像2にはその元となる2枚の画像をススライダー表示で示します。秤動のずれもわかるでしょう。このような画像からこんな合成画像ができるなんて、まさにMagicです。半月の利用、久保庭様ありがとうございました。
画像1 満月月齢14.2 2022/09/10 21:00撮影と月齢8.46 2022/12/02 19:00過ぎを加重平均処理後、コントラスト、明度、色調調整
画像2 合成前の原画像