上記掲題の組合せのアストロトレーサーで赤道儀を使用しないでアンドロメダ銀河を撮ってみました。お気軽グルグル撮影(GPS調整のためカメラを三次元に手持ちで廻します:リンク先参考)は確認できました。
撮った写真は2019/10/30 18:44。都会の空なので以前のNo.045の例と似たようなもので、渦巻は見えず。しかし都会を離れ人工光を遮れば本組合せできれいに撮れそう。
撮影した写真(上)とステラナビゲータ11のほぼ同倍率のシミュレーション画像(下)を載せておきます。写真の方は135mmで30秒間の露出でトリミングして真っ白い画像から補正したものです。今回の都会の空バージョンでは渦巻もM110も見えず真ん中だけぼんやりと。本カメラで渦巻が撮れている例がネットでは見かけますので、もう少し楽しんでみます。
面白そうなカメラの組合せなので夏に手にしていたのですが、なかなか天候等に恵まれず試写も滞っていました。オリオン大星雲の季節になりますのでそちらでも確認してみたい。
グルグル作業、家では一発で終わっていたのですが。今回なぜかやり直しが続きました。向きとか場所を少し変えたら「OK」になりました。“アストロトレーサー”のキャリブレーションのためにカメラをぐるぐる回していると、暗いので目立ちませんが「何してんのか、占いでもしているのか、あの人は」と思われるのは確実です。
30秒間の露出ですからこの程度の焦点距離撮影ですと恒星は線状になります。本画像から追尾撮影は行っていますけれど画像を大幅に拡大すると恒星はやや線状のようになります。精度なのかキャリブレーションをやり直した方が良いのかわかりませんが、300mm程度のレンズになると精度を高めなければいけません。