先週土曜日は雨でしたが、横浜サイエンスフロンティア高等学校の掲題の会に参加してきました。当日に配布していただいたA4一枚の案内ガイドを載せておきます。
(個人的な感想)
去年夏は八ヶ岳ロイヤルホテルの30cm口径望遠鏡で火星を観望し、天の川の撮影もしてきました。この時の天の川についてNo.433 ~No.444(この中からNo.438, No.439をリンク先として抜粋)や参考欄の記事にまとめています。一年前ですが感動しました。
今回のYSFHの望遠鏡も30cmの口径とのこと、土星の姿を楽しみにしていたのですが雨で残念。
ところが雨にもかかわらず2時間も楽しませていただきました。プログラム内容が良かった。天文台も詳しく見せていただけたし、生徒達の発表や成果の説明もわかりやすく準備も行き届いているように思いました。当日の参加者は約80名で、小学生から大人まで楽しめたと思います。
Mitakaの説明があったのですが、自身のPCにもインストールしてありました。しかし、あまり動かしたことは無く、これをきっかけに赤、青メガネでAnaglyphで同様に楽しんでみました。生徒達のようにスラスラ進められる宇宙旅行の画面にするにはまだ時間を要します。
良く見る学校関係のページとして仙台高等専門学校の天文部のブログがあります。ここは比較的多く更新されていて好奇心を誘う技術の話も載せられていますし、撮影技術も参考になります。また、プラネタリウムの活動も活発に感じられます。YSFHの天文部のページも開校当初はあったように思うのですが、現在ではリンクも切れていて新しい情報は見かけられません(知らないだけなのかも)。たぶん、普段の勉学のためと推察します。
高等学校ですから勉学が最優先されますが、当日の内容は立派な天文台の設備、活用の様子を天文部を通して大衆、特に少年、少女にも科学の楽しさ、高齢者にも子供時代のわくわく感を思い起こさせるには十分でした。家族の方で小学生が天文書を持参して楽しんでいる様子も見られ、それだけでもこの企画は良かったと思われます。
もちろん、天文学(今はこんな呼び方しないのかな)の専門的成果としても高校生として活動されているようですが、それに至るまでは今回のプログラム内容のように基本的な疑問、楽しさから出発するように思います。発表や説明の方法も自身の会社、学会での発表(天文関係ではありません)の時を思い出しました。きっとその経験が役に立つのでしょう。
明るい空の横浜でも天の川銀河等の淡い光の天体は別にして太陽、月、惑星は観測できるはずです、益々の活躍を期待したいと思います。
今年は、ブラックホール、重力レンズ、はやぶさ2等、高齢者の天文ファンとしては実に面白く感じています。以上