ウィルタネン彗星の2018/12/15撮影時の写真を再度RAWデータから処理してみました。以前の写真はNo.492~No.495に載せています。青いバックの写真になってしまってカラーバランスをもっと良く表現できないかと思いまして。結果は良い写真は得られませんでした、残念。しかし時間をかけて処理しましたのでここで載せておきます。
いろいろなソフトを使用しましたが途中でどのカラーバランスが良いのかわからなくなってしまいました。結局、いつものセリフになってしまいますが好みの問題。それよりも2等星級がやっと見える都市環境下で一般カメラで撮れたこと自体がまか不思議。昨日も夜空を見上げたのですが認識できたのは、ベガ、デネブ、アルタイル、火星、アルデバラン、カペラ、かろうじて北極星とスバル。2等星級までが限界と言うことでしょうか。天の川(No.433 No.434 No.435)を見た夏を思い出しました。ただ、双眼鏡では6等星級までは認識できました。
写真はRAWデータをDPP(キヤノン)でjpgに変換した後、MicroSoftフォト、ZoomBrowserEX(キヤノン)程度でごく簡単に処理したものです。
写真は全てリサイズしましたが、全部載せておきます。最後にウィルタネン彗星の部分だけをトリミングした写真(拡大表示になります)をまとめて1枚に。カメラはEOS Kiss X7iでレンズは70-200mm4Lです。ISO-800 f/4 200mm 30秒または25秒。LPRフィルター使用。
(処理1:1枚のみの写真 jpg変換後 → カラーバランス-01緑、赤を少し強く→カラーバランス-02青色少し強く) 元の写真は灰色っぽくなってしまってほとんど見えない。それを画像処理すると少しは見えてきます。
(処理2:2枚の写真をDPPで加算平均処理 以後処理1と同様)
(処理3:30枚の写真をDPPで加算平均処理 以後処理1、2と同様) 但し露光時間は25秒
最後にウィルタネン彗星の中央部分のみトリミング拡大して1枚に。都会のウィルタネン彗星と言うことでまあまあ。