今日2018/11/27 20:08~20:23のウィルタネン彗星。6等星を超える明るさになってきているようなので快晴ではありませんが、都会の人工光真っ只中で写るのかどうか試し撮りしました。
EOSKissX7iで200mm4Lレンズです。ポラリエの極軸合わせはポーラメーター頼り。彗星も見えませんのでポーラメーターと試写繰り返しで位置を確認。その後、自動シャッターで10秒間露光を繰り返し撮影。15秒間以上では写真は白くなりますし追尾精度を考慮してこのようにしました。ISO-1600です。
77枚のRAW写真を現像しRegiStax5で処理、さらに強烈なレタッチをかけて彗星を浮き出させました。荒れた写真になってしまいましたので明るさを調整した分、暗い星が少し消えてしまっています。
もう少し光度が増す来月中旬まで撮り続けてみようと思います。写真の次にStellariumによるシミュレーション画像を載せておきます。写真の方が恒星がたくさん写っていて比較しにくい。でも、青く光っているのは間違いなく46P/Wirtanenです。都会でも撮れるじゃんか。
(写真 EOSKissX7i+70-200mm4L ISO-1600 f/4 200mm 10s LPRフィルター使用)
(作図 Stellariumによるシミュレーション画像 2018/11/27 20:15)