1月25日に上弦一日前と1月26日の上弦を観望、撮影。撮影はSeestarS30およびS50によります。

ここでは最初に01月25日に撮った昼間の月。

画像1にスライダーモードでクレーター名を付記した画像との二枚で表示します。Seestar S30の×2倍オプションの撮影、月齢6.4。明るい青空に白く見える月は美しい。縦軸を南北にあわせ画像を回転させています。

Before imageAfter image

画像1 月齢6.4 2026/01/25 15:26 Seestar S30

地心秤動ですが経度、緯度の中心からのズレはどちらも-4.6°。解像度は良くないのですがクレーター等は判別できます。上(北側)のエンディミオンの奥にフンボルト海があるのですが見えていません、見えないのを確認するのも面白い。南下してテオフィルスとキリルスのクレーター、そのクレーター間の縁にはSLIMが逆立ち着陸した地点。今は窮屈な姿勢で眠っている姿を想像してしまいました。

緯度の秤動から南側が少しだけ正面に回転して見せているはずと思い南極近くを観察、クレーターとしてスコットを見つけました。南極点近くは水の存在が確認されておりARTEMIS計画が目指している着地点でもあります。

そういえば、ARTEMIS IIの有人月周回のための打ち上げが近づいています、ARTEMIS Iの時と同様に名前がSDカードに登録されオリオン宇宙船「インテグリティ」と一緒に月を回り戻ってきます。気持ちだけ応援できます。

最後に以前も触れたかもですが少し雑談。

———-

最近、ほとんどSeestarの使用が多い、COOLPIX P1000さえ頻度が少なくなった。ましてや小口径望遠鏡に一眼レンズで撮ることはほとんどありません。光学機器への天体導入、追尾できる簡単な道具でもその関連セットの調整、操作、それに伴う覗き込みおよびその撮影結果を期待しながらの観測はわくわくして楽しいものです。その経験を通してこそ今のレベルにあると感じています。

これらの道具を触りながらの観望の楽しさとは別にSeestarの一つを地面や床に置くだけで観測、撮影時のロボット的な動きを見ていると上記の光学機器関連の操作を自動的に行っていることを知ると、つい無精者としてこれを使用してしまいます。

当初、Seestar等のスマート望遠鏡は従来の装置の補完ツールとして呼ばれましたが、そうでもなく単に空の星、天体を見たい者にとってはこれから始め、さらに興味があれば従来の光学望遠鏡に移るのも良いのではと思ってしまいます。これらがどの程度広まっているかわかりませんが夜空への関心を高めているのは間違いないのではと感じています。光学機器だけと異なって、電子機器とも言えますので短時間の寿命、買い替えの必要性がありますが、今の時代、PC、スマホ等だって頻繁に変えるのであまり抵抗感はありません。国内メーカーでなぜ独自にこのような道具が開発されていないのか不思議と思ったりもします。