当日は今までにない空のコンディションでした。モニターを見ていてもぶれないし、この機種の解像度にしては良い画像が得られたのではと思いました。

室内からBENRO POLARISにP1000を載せて追尾しながらの撮影でした。導入追尾させてから窓を開けて撮影開始。合計30分間程、ISO感度を数ケース変化させた撮影を楽しみました。

画像1および画像2にその結果を示します。

どちらの画像もISO感度を変えたのみ以外は同条件による撮影です。4KのMP4ファイルをPIPP処理し、ブレた画像は除いてAutoStakkert!3でDrizzle ×3、利用率25%で処理したものです。処理後、明度、コントラスト、ホワイトバランスは調整しています。

P1000の解像度に対応して、土星本体にかかる環の影および環のほぼ水平に近い状態にある南面の光りはほとんどボケてクッキリしませんがそれと思わせる画像を示しています。

環が最も細くなる日から2日程度しか経過していませんので、詳細な画像は多数の公開されているデータで確認することとして、実際の画像(モニターでは時々見えていましたので)で楽しめました。今後、しばらく土星の環の南面側の明るさで楽しめるのでしょう。

画像1 土星 2025/11/26 19:35 COOLPIX P1000 ISO-400 f/8 3,000×3.6倍mm 1/30s/frame 4K撮影

画像2 土星 2025/11/26 19:38 COOLPIX P1000 ISO-800 f/8 3,000×3.6倍mm 1/30s/frame 4K撮影