先日部屋から撮影した土星です。BENRO POLARISにCOOLPIX P1000を載せて追尾しながらの撮影。
画像1にP1000の画像および同時刻におけるStellariumによる土星像を合わせて示します。公開されているAstroArtsやSpaceWeatherのギャラリーなどから同日の解像度の高い望遠鏡による画像を参考にすると土星本体に見える環の黒い影および土星本体の外に横に伸びたわずかに光る細い線が写っているのが特徴です、さすがに望遠鏡ではない解像度の低い当道具ではどちらも明確に写っていません。強烈に明度を上げて調整すると線状に見える環が浮かび上がりました。何とも高解像度の望遠鏡画像と比べると現実とかけ離れているように思えてしまいますが、それでも線状に浮かび上がるだけ土星の環がほとんど見えないほどの細さになっているのだと想像できます。
いよいよ来週に最も環が細くなる日(11/25)を迎えます。一週間内の公開画像を見ながら楽しみます。
これまでにP1000で撮影した土星を参考に示しておきます。P1000による土星撮影例
画像1 土星 2025/11/17 COOLPIX P1000による
