晴れた夕空、狙うのはSeestar S50による紫金山・アトラス/Tsuchinshan-ATLAS彗星。太陽に近づき回り込み、一か月前の撮影でNo.1376およびNo.1377のとおり目でも見えた彗星が今は遠ざかりどのくらいの明るさになったのであろうか、尾は、写り具合は?と興味津々。
アプリ画面上の10秒露光時計がひと回りするとすぐに画像の中に彗星が現れました。おっ、まだ写る、尾も見えていると。彗星が線状にならない程度として150秒間/累積15枚のライブスタックにしました。だいぶ小さな姿になりましたがもうしばらく写せそう。この後、薄い雲から脱した月齢5.9を撮影。この2枚をスマホから取り出し編集、画像1に示します。
撮影を終了し、東の空を見ると明るい木星が昇り始めていました。これからの旬な惑星、12月8日は衝(地球から見て太陽と反対側)、これにオリオン座、火星と楽しみが続きます。そうだ、その後、土星の細い環も少しは幅広に見えるようになったか確認しよう。11月13日を過ぎると再度細くなり来年には地球から見てその輪は水平で見えなくなる。No.1060のとおりです。
画像1 c/2023 A3彗星および月齢6.9 2024/11/08 18:30~19:30 Seestar S50による