先週撮影した子持ち銀河M51のFITS画像105枚と3月に撮った同銀河の66枚の画像を合わせてSirilでスタック処理しました。画像1に結果を示します。スタックした後、粗さが消えますのでいろいろと画像調整(メインは明るさ、コントラスト)で試す範囲が広がります、下記画像はその中からベストと思われるものを選んでいます。
画像1では合計171枚のうち162枚が採用されました。クリアな画像になるのだろうと予想しましたが、それよりも3月および6月撮影時の画像が画像2のように180度以上の写野回転の差が現れているのに自動で回転が補正されスタックされます。
画像1 M51子持ち渦巻銀河 2024/06/13(20s×105)および2024/03/29(20s×66)のSirilによるスタック
画像2 シングル画像の代表例 Seestar本体にあるjpgの比較