昨日は午前中は曇り空でしたが。午後から晴れました。窓から空を見ると青い空の中に白い月。時々昼間の月は探したり、撮ったりもしますが、ファインダーやモニターで見るより先日の金星と月の接近の時の眺めと同様、直接目で見た方が格段に美しいと感じました。撮影の途中で空の明るさにより月のコントラストがあまりにもはっきりしませんので、あえてP1000の設定で画像の輪郭、コントラスト、色の濃さを最大値にシフトさせました。

青い、白く写った月齢11.1を画像1に示します。枚数を重ねたスタック画像もしてみたのですが逆に滑らかにはなりますが明暗がはっきりしません、むしろ一枚画像の方がギザギザしてしまいますが月面の様子が伺えます。最終的にはDeNoiseAIで処理して見映えを少し改善しました。撮ったままの画像の向きで南北回転補正はしていません。

画像右側、南側にあるモレトス、南極近くのニュートンも見えています。さらにその南側はと思ったのですがさすがにスコット、ARTEMIS計画の着陸点候補の一つであるアムンゼンは見えません。画像を左に水平線上に沿って目を移していくとティコ、コペルニクス、虹の入江が並んで見えて面白い。その上にはプラトン。月面の海等による明暗の中に画像調整したためなのか、ダイアモンド状とは言えませんが点状にいくつか強く白く輝いている様子が美しく気に入りました。

画像1 月齢11.1 2023/05/01 16:27 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 3,000mm相当 1/320秒 トリミング、アンシャープ等画像調整