2022年度末3月最終週は曇りばかりでしたが一日だけ03/30夕方が晴れました。この日は金星と天王星が接近。BENRO POLARISにCOOLPIX P1000を載せて広角から超望遠と広範囲に撮影を楽しみました。撮影は19:00~20:00。
画像1に金星と天王星を示します。ステラナビゲータ12によれば離角は1.3°。03/31に最も近づくとの情報でしたので楽しみにしていたのですが雲ばかりの空で撮ることはできませんでした。ここでは03/30の画像を示します、なお、両日で離角の差はほとんどありません。
画像1 金星と天王星の接近
下段(右)はISO-1600 f/5.6 70mm相当 1秒、(左)はISO-100 f/4.5 300mm相当 60秒のシングル画像。300mmの焦点距離だと60秒間の露光でも点として写っていました。BENRO POLARISは赤道儀ではないのですがこの程度の焦点距離では60秒間露光してもトレイル無しの場合が多い。上段(右)はISO-125 f/8 3,000mm×3.6倍 1/1000秒/フレーム (左)はISO-6400 f/8 3,000mm×3.6倍 1/30秒/フレームの4K動画からのAutoStakkert!3によるスタック画像です。3倍に拡大して表示しています。
上段の各惑星の画像はそれぞれ独立に撮影していてISO感度等が大きく異なっていることに注意。金星と天王星の視直径は4:1ですが必ずしもピタリと一致していません。天王星は解像度の点からわからない画像になると予想していましたが、かなりボケているものの大きさと色がそれなりに現れているように思いました。この後、月齢8.7を撮りましたが、別途まとめます。