この日の撮影データの記録まとめ。月齢11.0の右に木星。そんなに近くはないのですが先日の土星の接近と同様に200mmの焦点距離で撮っておきました。画像1に示します。右に木星が点として写っています。土星と異なり木星は明るいので月面も識別できる程度の明るさで一枚写真として撮影しました。

画像1 月齢11.0と木星(右端に極小さい光る点) 2022/11/05 20:26 COOLPIX P1000 200mm相当

画像1にいつもの2,000mm焦点距離の月齢11.0を示します。シーイングは良かったと思いましたが10枚の月の画像ではそれぞれユラユラしていてクリアにはなっていません。10枚のAS!3によるスタック画像です。この画像は南北を縦軸に回転補正しています。秤動により左下に月面を向けていますのでフンボルト海、縁の海、スミス海が見えています。

画像2 月齢11.0 2022/11/05 20:31 COOLPIX P1000 ISO-100 f/6.3 2,000mm相当 1/200秒 10枚をスタック

この夜は月、木星、土星、火星が同時に見えていた時間帯でしたので全部撮りました。月は静止画、惑星は動画です。月は2,156mm(12,000mm相当)、惑星は1,940mm(10,800mm相当)、それに撮影画像サイズは月が4,608×3,456、惑星は3,840×2,160です。惑星の画像を月の画像と同じ倍率にしてペーストした画像を画像3に示します。一応触れておきますがこんなふうに見えていたわけではありません、4枚の画像を一枚にしただけですので。見た目の大きさの比較です。

画像3 月齢11.0、木星、土星、火星の組合わせ合成画像(四天体同倍率)