昨日は
(1) 日没直後のISS拡大撮影(結果は成果ゼロ)
(2) 月による恒星掩蔽の撮影
を楽しもうと計画。

(1) 日没直後のISS撮影は、ISSが私の目には入らず青空のみ(それもとても良い天気なのでした)、双眼鏡で17:40前に金星を見ただけでした。目標物が捉えられない事には手段もなく撃沈。やはり日没後15分程度過ぎないと実力として無理か。この環境下でもキチンと撮られた例がいつもの参考にしているリンク先に載っています。お二方の作品です。すごいなぁーと。

https://engawa.kakaku.com/userbbs/2193/#2193-355 (団長)さん
https://engawa.kakaku.com/userbbs/2193/#2193-356 (サイエンス@千葉)さん かなりクッキリと写っています。自身の写真の写り具合を確認したかったのですが叶わず。

(2) 恒星掩蔽の撮影
本題に関する記録になります。この撮影は月の傍ですし、今回の恒星は4.1等級なので一年前に撮影したNo.773(2020/10/25)の6.2等級より明るいこともあり撮影を思いつきました。対象はみずがめ座のτ2星、ステラナビゲータで時刻を確認し撮影に臨みました。

ファイルの撮影開始時刻とコマ順番から20:55:55で突然と消えました。NTT時報と同じでした。輝く恒星は塗りつぶしたわけではありませんので。

消える前後の4秒間合計8秒間の動画にしました。前半は標準速度のそのままの映像で後半は赤道儀追尾モード風に恒星を中心に編集したものです。元の映像はCOOLPIX P1000 ISO-200 3,000mm×3.6=10,800mm 1/30s/frame 4K動画。消える時刻はステラナビと数秒ずれましたが、場所の入力誤差によると考えられますが良くわかりません。

月が明るすぎてどの部分を撮影したかわかりにくいので、普通の月面を観る条件で同時に撮影した画像(スタック)にその撮影領域、グリーンの枠を参考に示します。右は「虹の入江」です。

その後、22:14:30秒に反対側から再登場を狙って撮影しましたが焦点が外れてしまい失敗しました。恒星がかなり月から離れた時の映像はありますが省略します。