(Rev.2 2021/01/20 月面通過の撮影は成功しました。No.833に写真を載せておきました。)

(Rev.1)データ更新により軌道修正されています、Rev.0の地図から北西方向に約700m月面通過観測該当地域がシフトしています。細い線の限界領域外ですと月面ではなくて月接近通過になります。図2のみ更新しておきます。ブルーが最新です(見にくくなりましたが最終的には当日確認することが重要です)。

正月からサンデー毎日な生活で気が緩んでいるのか夜空に向けた写真は無しの状態です。まあ、天体関連ではいろいろと違うことで楽しんでいます。これで今年になってまだ5回目の記事です。ペースが少しゆっくり、寒いせいもありますと言うと天体好き者失格ですね。

ISSが夕方周回モードで日本列島を通過します。その中で最も興味を持っているのは2021/01/20の通過です。この日は、なんと、また、遠出することもなくISS月面通過に巡りあえるのです。ステラナビゲータ11による当日の横浜上空を図1に、また、月面通過が見られる該当地区を図2に示します。これ以外の地域の確認はしていません。ISS TRANSIT FINDER等で100km圏内で確認してみると良いです。

図1 ISSの月面通過と火星接近通過(2021/01/20 17:53 17:23前後の瞬間)

 

図2 ISSの月面通過が見られる場所解析結果2021/01/20 17:53 17:23前後の瞬間(青い線が最新情報です 2021/01/18時点)

図1では月面通過の15秒後に火星の近くも通過します。600~800mm望遠でも視野に入ります。月面通過は中央狙いが良いのでしょうけれど、太陽面通過で経験しましたが(No.744No.757他)、個人的には、横切れば(接線はダメですけれど)、どこであっても楽しめるように思います。

図2の地図は国土地理院地理院地図を利用してその上に、ISS Lunar Transitの計算結果を元にフリーハンドで線を引いたものです。太い線が月の中央通過が見られ場所です。上下細い線の範囲内であればISSが通過するのを目撃できると思います。遠出をせずに気軽に見られる地域の方はラッキーです。良く出かける川崎のラゾーナ辺りで月の見える場所を探せばど真ん中通過が楽しめます。大きな声を出して「あっ、ISSだっ」と、でもコロナ禍ですからダメかな。

参考に2021/01/16~2021/01/24のISS通過情報を表1に、また、01/19と01/20の日本列島通過コースを図3に示します。この二日間は絶対晴れを希望します。

表1 ISSの通過 2021/01/16~2021/01/24 Heavens Aboveによります

図3 2021/01/19と2021/01/20のISS通過コース Heavens Aboveによります

(雑談)

・JAXAのISSページの写真投稿先が無くなってしまいましたね、新しいページで通過予想については時々利用させていただきますが、写真類の掲載はツイートを頼りにされているようで、このページを通さなくても見られるように思います。ツイートせずのファンも多かったように思います。その中には貴重な写真を投稿されていた方も多いのでとても残念です。時代の流れと言え、まあ、いやなら、別に..仕方がないのでしょうか、今のところ、過去の写真類が閲覧できるのが救いです。

・昨日のBlue Originの打ち上げを見ていました。Replay – New Shepard Mission NS-14 Webcast – YouTube SpaceXに続いてAmazonの出資会社、6人乗り宇宙船打ち上げ、ブースターの地上帰還着陸、宇宙船の地上帰還が成功しました。月へ向けて、続く火星へと着々と進められていて、go to the MOONの時代と同じように興味を持ちます。宇宙船はクルードラゴンもそうなのですが、モニター程度ですっきりしていてリビングのようです。アポロ宇宙船のような狭そうに身動きもつらそうな時代と様変わり。宇宙旅行の実現はもうすぐ、次の世代、その次の世代を想像するだけで夢が広がります。