2020/09/21(21:10~21:40)、木星と土星は雲の中で姿を見せず、火星も薄い雲に囲まれていましたが時々現れましたので少しだけ撮影。シャッター速度が過去の撮影例と比べると1/4程度と遅くしないと写らない、空の条件が良くないためです(COOLPIX P1000の使用経験からISO-100、f8.0で1/125、1/160秒がベストと予想していました)。但し、撮影時、火星の模様としてあまり見えない時間帯でしたが中央下に黒帯一本がモニター画面で見えていました。

最初に静止画を撮り(直ぐに雲に遮られその繰り返し)、その後タイミングをみて4K動画を撮影。空のコンディションは次の動画を見てもわかります。センタリングしたPIPP処理映像も載せておきます。いずれも映像はサイズを縮小しています。火星の周りがビンビン跳んでいます。空の条件、シーイングが良い場合は過去の惑星の撮影例からこの跳びはほとんど見られず滑らかな球体として映ります。

 

静止画、動画撮影をAutoStakkert!3(50%利用率)でスタック処理し、並べて以下に示します。静止画が光学最大焦点距離539mm(換算3000mm)の4.0倍、4K動画は3.6倍ですのでリサイズして同じ大きさに統一しています。ご覧の通りほとんど赤○状態でした。もっと火星らしい広い模様の時の結果を見たいと思います。

特に上記画像の中から一枚だけを選んで画像処理。動画の1/40秒の例です、あまり変わり映えがしない?。

台風12号を通過した後に少し良い天気に恵まれたい。そう言えば、先日のISS拡大撮影は2,3日チャンスがあったのですが、晴れずに全滅でした。