2回目の動画によるスタック処理を目的とした撮影に挑戦しました。No.689に続きます。

当日は天頂通過で最良の条件でした。しかし、少し設定ミスもあり、やや不満足な結果となりました。処理した静止画を5倍に拡大して並べた写真とアプリで画像調整した写真2枚を載せます。今回は経験からISO-400、1/640秒の撮影条件にしました。北西から昇り、天頂を通過し、南東に遠ざかるISSです。上段左から4枚目の写真がほぼ天頂付近で進行方向は右斜め下です。天頂通過時の静止画の撮影例として最近ではNo.662があります。なお、動画についてNo.698に画面センタリング化して編集した例を載せました。

5倍にして貼り付けたままの写真

 

上記を調整した写真

上段左端の写真は北西から近づき(右斜め上が進行方向)、徐々に昇り中央で天頂に近づき(ほぼ真横で右側に進行しています)、体のカメラ構えの方向転換・回転と共にISSも東、南東へと下り遠ざかりました(右斜め下から真下が進行方向)。進行方向先頭には「きぼう」部分が写っています。

(感想)

油断していました。ぼーっと生きてました。

・ピント合わせは月を利用したのですが、金星にも向けようとしてカメラに触れてやり直し。それと照準器の更正に時間を要してしまいました。

・最悪はカメラの手振れ防止をオンにせず、しばらく撮っていて、いやにファインダーから外れると気付きました。時、既に過ぎ去りし。

・真上はやはり体力不足、ブルブル揺れてほとんど外れてしまいます。

全ては自身の注意不足ですので次回は反映させて満足感を得たいと思います。

撮影後の9個のファイルは全て一度静止画に落としました。ほとんどが真っ暗で、写っていたのはわずかでした。手振れ防止オフがこんなに捉えにくくするのかと改めて感じました。
AutoStakkert!3の処理ではフレーム利用率を枚数が多い場合は50%、少ない場合は既に画像の良いものしか残していませんでしたので100%としました。

得られた写真は予想したほどひどいものにはならずISSと識別できたことは良かった。次回チャンスではもっと良く撮れるとことを期待します。これからは早朝通過モードになります。夕方モードは5月中旬以降のようです。