2019/09/25の撮影。木星は20時になると西の空に低くなりもう撮影は無理か、でもまだ見えている限りはと思いまして。空はまだ少しだけ明かりの残る時間帯、でも木星は明るく輝き、それに大赤斑がこちらに向いているので撮ってみました。左に位置する土星も。

シーイングは良くありませんでした。もう少しクッキリ撮りたかった、土星のリングも解像度は良くなく一つにしか。まあ、それなりにでしょうか。3000mm×4倍の電子ズームで、左から39枚、35枚、57枚の静止画AutoStakkert!3.0によります。一枚写真ですとほとんどギザギザ、ボツボツ写真で粗過ぎますので、複数枚の平均値として化粧ではなくてなめらかにしただけです。

1時間も経過すると木星の自転周期は約10時間ですので大赤斑もかなり移動してしまいますが、その様子は見えています。赤い斑点が何となく見えるでしょう。でも大赤斑、だいぶ小さく、丸くなったように見えるのですけれど。他の方の望遠鏡写真の例でもみておきましょう。