新月期の画像の抽出を進める途中で珍しい画像に遭遇しました。最初、画像スキャンのミスかと思ってしまいましたが、ひまわり8号の眼に異常はないはずだと良く画像を見ると月齢26.2が地球の大気層を抜けている状態で、地球側の大気層に接する月の下の部分は絞られるように形が歪んでいます。そこまでは理解できましたが、右下に斜めに延びる線が気になったのです。このような画像が他にあるかどうかは確認できていませんが、地球の大気層との関連も考えられないでしょうか、原因を特定できていません。

2015/10/09 21:30のNICT情報通信研究機構からDLした画像です。

そのままでは月は見えませんので、強烈に明るさを調整しています。四角枠を拡大して中央部に拡大像を示します。途中に光る線が途絶えているのはスキャン時間によるズレとも思われますが、長く延びた線は正確なものだとすれば大気層による屈折や反射光も思いつきましたがわかりません。