馴染まないけれどターコイズ・フリンジ(Turquoise fringe)のお勉強。直訳するとトルコ石風の縁でしょうか。

皆既月食の時は例えば手による影絵を壁に写すように月の表面に地球の影が映るわけですが、その影の縁が地球成層圏オゾン層を通過した太陽光の赤色成分が吸収されるため、通過した青・緑色成分が月の表面に映し出されて見えるとの説があるそうです。トルコ石の宝石の輝きからターコイズ・フリンジと言うのだそうです。

壁などに映し出した影絵の縁に線状に色が付くと言う感じなのでしょうか。ならば月の表面ではなくて白いスクリーンを地球と月の間に張って観察してみたい???と思いました。

地球の影の周辺を月の表面で確認するわけですから皆既中は影の周辺は月から外れて抜けていますから写りません。

現実の皆既月食直前の写真を調べてみました。左側は撮ったままの写真で、白い部分は太陽が当たっている部分、赤い部分は地球の影の本影領域ですが、その境界は何となく青灰色っぽいかなと思う程度です。これを画像処理ソフトで、色調を調整すると右のようになりました。全体を同じ条件で調整していますので、たぶんこの青いベルトみたいなのがターコイズ・フリンジです。正確に知りたい方はネットでNASAホームページ等で確認してください。

写真は2018/01/31 21:45 EOSKissX7i + 70-200mm 4LレンズでISO-100 200mm f/4 1秒で撮影したものです。

これだけ写真を撮るとやりたいことが色々生まれます、楽しいです。