1月25日のひまわり9号による月齢2.9はスキャン範囲外で不完全な画像になってしまいました。残念。

01/25、01/26、01/27、01/28は地球の背後に月が横切る可能性があると考えられますので、明日以降も眺めておきます。もし写っていたらここで更新します。ダメでしたら、このまま。(追記:2023/02/01。 確認したところ01/28のみに北極の上に写っていました。しかし、月は途切れてしまいました。月齢6.0がただ見えていただけの情報ですが画像2に示しておきます。明度を調整して上下で比較)

画像はNICT:情報通信研究機構によります。

下記地球画像では02:10、02:20、02:30の3枚の画像を比較明処理した原画像と、南極近くを通り過ぎた月を明度を極端に上げて見えるようにした画像の二枚をスライダー表示にして画像1に示します。たまにはこのような地球画像も眺めるのも楽しい。上空約3万6千kmの宇宙から眺めると地球の背後に写る月はこんなにも小さく見える(ISSは400kmと100倍も異なります)。今回は月の部分の拡大表示はしません。

宇宙に浮かぶ地球は美しい。影の境界の東側端(右端)やや上(時計の針で言えば10数分)が夜が明けたハワイ、南半球では(25分方向)夜明け直前のニュージーランドの辺りと思います。

画像1 ひまわり9号による地球画像の中に写った月齢2.9(途切れています)

画像2 ひまわり9号に写った地球背後の月齢2.9と月齢6.0(途切れています)