夕方になって晴れました。明るい空の時間帯なのでISS通過情報サイトの案内にはなっていませんでしたが、No.1051で示したように現地横浜では日没16:54、20分後の17:14~17:15にISS通過が予想されました。その時刻であれば必ず目視できるはずと待ち構えました。今年の最初のISS拡大撮影です。最大高度58°、最短距離494km。

ISSはほぼ最大高度辺りで発見?、以後、北東に遠ざかるまで追跡。しかし、撮影したもののピントがボケてしまって満足できる画像は得られませんでした。ひどい映りでボツにしようかとも思いました上記リンク先データに日没後20分のデータが加わりますので記録として載せておきます。

動画1にそのボケ映像を示します。ISSらしきと言うことだけがわかるかと思います。

いつも画像比較の参考にさせていただいている掲示板を確認したところ、サイエンス@千葉様の画像が載っていました。今回はISSのどこが写っているか比べようがありません。これに似た画像が撮りたかった、残念。

動画1 ISS通過拡大撮影 2023/01/18 17:14:24~ COOLPIX P1000 4Kマニュアル動画

この日は火星の接近通過もありStellaNavi11による通過図を記録として本文備考欄に画像を示しておきます。接近通過の撮影は面白いのですが、悩んだ末、今年初めての撮影で青空下では無理と判断し断念しました。結果として17:13分頃に木星が見え出しましたので火星方向を見ましたがまだ空は明るく確認はできませんでした(眼視では見つけられなかった)。

今月は1月20日も同時刻日没後18~19分後に高度41°ですが通過します。方角、高度から個人的には難易度が少し高い。これ以降は今月の夕方周回モードの撮影チャンスはありません(今月は早朝モードを含めてチャンスはなさそう)、来月になります。

このあと、BENRO POLARISにP1000を載せて四惑星を楽しみました。画像1に四惑星を示します。金星と土星の写りは高度10°~15°と低く薄い雲がかかったりしていましたのでここでもボケボケです。土星は液晶モニターでさえリングが見えずラグビーボール状。火星がちょうど大シルチスとヘラス盆地がこちら側を向いているのがわかります。これを画像2に示します。

画像1 金星、火星、木星、土星 2023/01/18 17:35~18:00 COOLPIX P1000 4K動画から

画像2 火星 2023/01/18 18:00 COOLPIX P1000 4K動画(61秒間) からAS!3で10%利用率


備考

以下はISSの火星接近通過 StellaNavi11によります。焦点距離3,000mm相当の画角を枠で囲んでいます。