光跡撮影をEOS-M6に任せ、拡大撮影に専念。ISS光跡および拡大像、それに月齢2.2(ピント調整に)の画像の順に示します。(2月6日は横浜では天頂通過、85°。予定が入っていて撮れそうもありません。(← 予定変更)。以後は夕方周回モードは3月中旬までなさそう、さらに腕が劣りそう

1. ISS光跡

ポラリスを中央に狙い、魚眼レンズはやめて焦点距離11mmで設定。カシオペヤ座等の恒星軌跡が目立つように31枚のSiriusComp64の比較明処理としました。薄い雲が覆っていましたので写りは光害により空は赤く感光、少し青味を強めて処理しました。ISSは北極星を過ぎた辺りで消えました。完全に消えるまで尾を引くように写っていましたが比較明処理で消えてしまっています。

画像1 ISS光跡 2022/02/03 節分 18:40頃 EOS-M6 11-22mm リモコン自動シャッター ISO-200 f/5.6 11mm 10秒露光/2秒インターバル

2. ISS拡大撮影

フォーカスは月齢2.2で調整後4K動画で撮影。焦点距離は3,000mmですが1分程写野内でほとんど外しませんでした。液晶モニターで確認した時はISSとわかる動画が捉えられたと思いましたが、処理すると少々がっかり。ISS全体像はそれらしいように見えますが、きぼう、ドラゴン、太陽電池パドルがはっきりしません。

動画1 ISS拡大撮影 COOLPIX P1000 ISO-800 f/8 1/640秒/frame 3,000mm相当 映像を明るく調整 地球の影に消えるまで

北極星通過前後を機械的に1秒間内のフレームを選択し(10枚~25枚)、スタック処理。ISSの姿らしく見えた処理画像を画像2に示します。画像3はもっと姿が浮かび上がらないかとアンシャープ処理しましたが無駄な抵抗でした。

画像2 ISS拡大撮影画像 動画1から1秒間隔(10~25フレーム)をAutoStakkert!3で処理

画像3 上記画像2をアンシャープ処理した画像

3. 月齢2.2

ISS通過前に雲から月が現れましたので急いでピント合わせ。その時の3,000mmの画像です。画像が粗いです。

画像4 月齢2.2 2022/02/03 ISS通過前のピント合わせ用に