No.041 ひとみ飛んでました

2016年10月21日 - Less than a minute read

昨日、ASTRO-H(HITOMI)を撮ってきました。自動シャッターにして8秒間露出、2秒間置いた後再度シャッターを切るという繰り返し撮影です。17:48に真南、高度42°を通過すると考えられる方向にレンズを向けました。画像処理、合成して一枚の写真にしようとしましたが軌跡・点は逆に消えてしまいます。最も確認しやすいグレースケールにして写真6枚を動画(ひとコマ2秒間表示)にしてみました。画面上端近くに横に並んだ複数の光る点が右から左(南から東)に移動している様子が写っています。これらの写真では都会の人工光下でも8等級の恒星が写っています(赤道儀に載せて撮影)。

最初、線状に写っているとの先入観念から写真を確認しましたが無し、やはり写らないのかと思ったのですが、通過時刻と思われる一枚の写真を強烈なレタッチをかけたところ、何となく規則正しい間隔で光る点の配列が気になり、シミュレーションと比較したら恒星ではなく「ひとみ」であることが確認できました。撮れた、\(^o^)/です。一枚8秒間の露出の中で5,6点光る点が写っていることから1.5秒程度の周期の繰り返し、例えば回転して周期的な太陽光の反射が考えられトラブル原因と合致しています。途中で、画面左側の方に下に向けて移動するクロスする線がが写りましたが、これも衛星でしょう。イリジウム衛星(携帯電話用衛星)かも知れませんが確認していません。

「ひとみ」か写っている4枚の写真の上部をコピーペーストして並べた写真を以下に示します。焦点距離70mmはフルサイズ換算では112mmです。だいぶ前に新聞などでどなたかが天文台で撮った写真を思い出しました。既に見捨てられてしまった「ひとみ」ですが、まだ生きてますね。(追記:宇宙開発で中国頑張っていますが天空2号はもっと明るいので撮りたければ撮れると思います)

hitomi_1920r1

カラー写真も2枚載せておきます。ひとみがはっきり見える一枚をトリミング拡大した写真と4枚の原写真のそれぞれのひとみ部分を切取り貼合わせて連続の一枚写真(通常の比較明、加算平均のいずれのコンポジット処理しても背景の明るさの違いからひとみが消えてしまうため恒星基準で貼り合わせた)。それぞれ写真の倍率は異なります。

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