(追加:2021/03/02記)結局、02/28の下記Rev.0のひまわり8号の画像がベストでした。その後、地球の後ろに写ったのは03/02 14:50でしたが、月の半分がスキャン範囲外になってしまいました。ここでは画像を引用しません、リンク先は載せておきます。地球の中心から時計の針で18分を指す方向に暗く写っています。拡大して明度調整すると虹の入江、プラトーなどは見えます。それでは今回はこれでしばらく写りませんので。次回の満月が写りそうなチャンスは03/28、03/29、03/30と予想されます。

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Rev.0

ひまわり8号の画像に月が写っていると良い、と思いながら確認しました。画像は情報通信研究機構:NICTによります。結果、地球からの「月の出」として写っていました。但し、スキャンずれ。しかし、補正が利いて見た目はまあまあです(月の部分のみ原画像ではないことに注意)。宇宙に浮かぶ地球と月、美しい。画像は明度を調整しています。No.857には一日前ですが実写の月齢15.7を載せています。

1枚目:地球と月、それも日本列島が左に見えていて面白い画像になりました(月の部分はスキャンずれを補正しています)。
2枚目:ひまわり8号の地球全体画像を縮小して(月の部分はスキャンずれを補正しています)。
3枚目:月の部分の原画(左)とスキャンずれを補正した画像(右、見た目まあまあ)。月の下部は地球の裏(影)に少しだけ隠されていると考えられます。

なお、ひまわり8号の公式運用されてから満月が写っていた過去の画像は右欄の特集、参考記事の「ひまわり8号による地球と共に写った天体」やNo.555 ひまわり8号の地球と満月の画像(2015~2019)等にまとめられています。