今年はコロナで始まりましたが、天体撮影でもマスク、ほとんど単独の活動ですので感染リスクは無し(でしょう)、外の空気に触れていろいろと楽しめました。

2020/12/10にISSは天頂近くを通過します。現在、ISS全体の構成はNASA公開データから図1のとおりです。クルードラゴンの他、貨物用ドラゴン、シグナスの米国宇宙船とロシアのソユーズ、プログレスの6宇宙船が駐機しています。こんなに混雑したのは久しぶりのような気もしますが調べていません。宇宙飛行士も野口宇宙飛行士をはじめ7名です。

明日の横浜上空における夜空(ステラナビゲータ11)とJAXAの日本列島通過マップを図2および図3に示します。天頂通過ですのでクルードラゴンはNo.796他の例のように写ると思います。もし貨物用のドラゴンも写れば良いのですが残念ながら地球側ではなく反対の宇宙側にドッキングしています、このため、望遠鏡なら斜め越しから見えるのかも知れませんが、手持ちの機材では写らない、写せないと思われます。もう一つ、今回、前回No.793に続き火星に接近通過します。ここで贅沢な悩み、光跡、拡大撮影および火星通過の撮影のためカメラ3台用意しようとも思いましたが気軽に撮影する身として少し欲張り過ぎ。ここは前回失敗した火星接近通過の撮影(言い訳として雲です)に力を注ぎたいと思っていますが当日気が変わるかもです。晴れて欲しいですね。

図1 現在(2020/12/09時点)のISSの姿 NASA Expedition 64情報 https://www.nasa.gov/feature/visiting-vehicle-launches-arrivals-and-departures

図2 ISSの通過 横浜上空 2020/12/10 ステラナビゲータ11

図3 ISS日本列島通過http://kibo.tksc.jaxa.jp/による