2020/08/02,08/03,08/05および08/06の4回の日本列島通過(No.731)のチャンスにISS拡大撮影に成功、自己満足できました(いつものセリフですけれどこの気持ちになれることが大切ですね)。その成果をAstroArtsに投稿しました。投稿写真を以下に示します。リンク付けしておきます。以下に感想などを。

ネオワイズ彗星(一日のみ晴れましたが)、クルードラゴンドッキング中の7月は全日、曇りか雨で撮影は不可でした。その分、今回は一気に晴れ、しかも一週間に4回も撮影できたのは初めてでもありすっきりとしました。カメラ一台(COOLPIX P1000)による、「お気軽」、「お気楽」に、登場する方角、時刻を確認さえしておけば、事前の準備は照準器とピント合わせ、それに構えを安定させるための屈伸運動でしょうか(笑)、5分から10分前であればOK、あとはてきぱきと慣れた繰り返しの実績あるのみです。

リンク先のコピーを以下に添付しますが、写真のとおり、同じ位置(神奈川県横浜市)でもISSの体勢・容姿は同じに見えません。もちろん、通過コースと時刻からこのような姿で撮れるはずと想像できるようになってきましたが当たらない場合もあります。

08/03の東北地方通過は過去に何回も経験がありましたので予想通りです、08/05はそれと真反対の方角の関西地方通過です。結果として何が、どこが写っているのかさっぱりわかりませんでした(もちろん中部・西日本の方には電池パドル等くっきりした写真をネットで拝見しました)。また、今回、08/02と08/06の2日間は日本列島通過コースは一致していました。しかし、時刻が1時間半近くズレていると太陽、ISS、撮影地上位置との関係からでしょうか全く異なった姿を見せました。08/02には天頂で地球の影に入り消えましたがカメラの性能から太陽電池パドルは写りませんでした。一方、08/06では天頂を過ぎてからの撮影になりましたが、電池パドルははっきりと写りました。

ISSの拡大撮影で、やはり広がっている太陽電池パドルがキレイに写ると最高の姿になるように感じます。惑星を例にすると望遠鏡、天文台望遠鏡、ハッブル望遠鏡、探査機、探査車の画像の順に見え方が詳細になりますが、ISSの拡大撮影の場合、初歩のカメラだけで撮るのも捨てたものではありません。ISSの拡大撮影をさらに実績を積み上げたい。

そう言えば,08/06の天頂通過時に家族が見上げたのですが、目視で「四角く見えていた」とのことでした。自身には光る点にしか見えませんでした(天頂接近通過時にファインダー内で四角に見えたことはあります)。最後はISSよりも視力の話題になりましたけれど。