(Rev.1) 追記2020/04/14
どうやら、C/2019 Y4は私の道具では観測、撮影もできなくなりました。核が崩壊したようだとのことで10等級以下になってしまってはどうすることもできません。消えるのなら新型コロナにして欲しかった。残念、次の明るい彗星の登場を待ちたい。

以下Rev.0。

新型コロナウィルス、暗い中、感染防止に注意深く臨みたい。治療薬・ワクチンの開発、早く明るい兆し、光を見たい。

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去年12月に発見されたアトラス彗星C/2019 Y4の写真が載るようになってきました。ステラナビゲータで確認すると5月になると太陽に近づき明るさが1等級以上になる可能性があり期待されています(明るさがどうなるか明確にはされていません)。

この彗星を2020/05/01 20:00時点の都会の星空をシミュレートして図1に示します。

図1 C/2019 Y4 アトラス彗星 2020/05/01 20:00の予想図 ステラナビゲータ11による

現時点で公開された望遠鏡写真(ネットで検索すれば見られます。例えばAstroArtshttp://www.aerith.net/comet/catalog/2019Y4/2019Y4-j.html)を見るとエメラルドグリーンに輝いています。上記2020/05/01時点では北西の方向に北極星とほぼ同程度の高さ位置に見られます。

No.013に載せているように2013年の春にパンスターズ彗星(ID:C/2011 L4)、晩秋にアイソン彗星(ID:C/2012 S1)、2015年のラブジョイ彗星(C/2014 Q2)、それに最近では2018年12月にNo.493のようにウィルタネン彗星 46P/Wirtanenの撮影例を載せています。しかしながら、いずれも写りは良くはありませんでした。今回、久しぶりの明るい彗星であり、夕空の時間帯でもありますので、晴れれば撮り続けたいと思います。5月末に向けて明るくなるのですが、同時に北半球では高度がかなり低く見えづらくもなります。

参考にステラナビゲータによる19:00と20:00時点の5月中に見られる星空を図2および図3に示します。キレイに見えること、写せることを期待、楽しみにしています。

図2 C/2019 Y4 アトラス彗星 2020/05/01 /19:00の予想図 ステラナビゲータ11による

 

図3 C/2019 Y4 アトラス彗星 2020/05/01 /20:00の予想図 ステラナビゲータ11による