しぶんぎ座流星群ライブ観測(その3)です。

03時頃まで霧でしょうか映像真っ暗、星も見えていませんでした。
03:30頃から晴れてきましたので観測。時刻は確定値情報がありませんので映像中の星座の位置等から推定しています、誤差は+-数十分の可能性が考えられます。

流星の出現個数は自身で認められた数になりますが、以下のとおりです。見逃した可能性はあります。
03:30~04:30頃 16個、
04:30~05:30頃 18個、
05:30~06:30頃 45個(ほぼ同時刻に2個出現2回)
です。
特徴として、しぶんぎ座流星群の放射点からの郡流星が多かったように思います。ここでは早朝の薄明が現れ、日の出直前までのほぼ1時間の05:30~06:30までの観測された流星を比較明処理しました。1時間の間に夜明けと共に明るさが増し、見にくくなりましたので、便宜的に前半と後半、それと全部について流星群の画像3枚を以下に示します。

特に図1および図3の左端の大きな流星(光の矢印のような)は06時過ぎに出現したもので、これ以後に続いたのは1個のみで、それ以降、目にすることはできませんでした。映像では薄明の中に明るく輝く光の矢で、火球直前のフラッシュのように何度見てもキレイでした。なお、流星群放射点は天文台ドームのほぼ上で画像内には無く、上端を大きく越えています。

図1 しぶんぎ座流星群2020 朝日新聞社と東京大学木曽観測所のコラボによるライブ映像を1時間観測して見られた流星。2020/01/04 05時30分~06時30分と推定

図2 しぶんぎ座流星群2020 朝日新聞社と東京大学木曽観測所のコラボによるライブ映像を1時間観測して見られた流星。2020/01/04 05時30分~06時30分と推定 図1の前半30分間程度

図3 しぶんぎ座流星群2020 朝日新聞社と東京大学木曽観測所のコラボによるライブ映像を1時間観測して見られた流星。2020/01/04 05時30分~06時30分と推定 図1の後半30分間程度

今日から明日にかけて最終ラウンドで観測を楽しみにしていますが、現時点のライブ映像を見ましたら雲が全面に。天候は短時間で変わりますので時々見てみたいと思います。

03:30~の画像は処理した後、載せます。大きめのが数個あったかと。