単純にCOOLPIX P1000による電子ズーム最大倍率の写真とこれと同倍率に画像処理した光学ズーム写真を比較しただけのことです。なお、COOLPIX P1000のズーム倍率(焦点距離は35mmサイズ換算)は以下のとおりです。

光学ズーム 焦点距離   3,000mm (125倍)

電子ズーム 焦点距離 12,000mm (500倍)

結果は下記の写真のとおり、見た目同じ。

ところでこれって何を撮ったか?。数百メートル先と思われるクレーンの赤色灯です。夜でしたし、空は曇りでしたので他に良い対象物がありませんでしたので。そんなことは問題のないこと、左が電子ズーム、右が光学ズームを最大にして撮ったそれぞれ9枚の写真です、光学ズーム写真は電子ズームと同倍率に画像処理しています。元になった写真各1枚を例にして続けて添付しておきます。

COOLPIX P1000の電子ズーム最大倍率の写真

COOLPIX P1000の光学ズーム最大倍率の写真

この写真をソフトで4倍に画像処理して上記電子ズーム写真と比較。カメラ内の電子ズーム撮影時の処理と同じことをしているだけのこと。

夜の写真では何が写っていたのかわからないので翌日再撮影。これだったのかと思いました。

これらの日中の写真それぞれ3枚ですが同様に光学ズームの方は画像処理して比較しておきました。見た目は同じ写真品質。

国際宇宙ステーションISSや飛翔体を望遠で撮影する場合、3,000mmの光学ズームの範囲内にしていますが、惑星や遠方景色の望遠撮影の場合には三脚に載せて電子ズームの最大倍率12,000mmで撮る場合が多い。

ISS写真はファインダーを覗きながら視野内に留めておくことが優先されるので低倍率の方が良いし、惑星は液晶モニターを見ている限りで光学ズーム範囲内では小さすぎるし(フォーカス確認で拡大はできますけれど)、撮影後の拡大画像処理をしながら写り具合を確認するのも面倒なので、今まで通りの撮影方法にしておきます。