3台目の自作デスクトップPCの廃棄・リサイクルです。リサイクル処分する方法はいろいろありますが、ここで実施した方法を記しておきます。残りは2台となりました、いやまだ使用中でした。

メーカーPCや液晶モニターでリサイクルマークが貼られていれば無料で引き取ってもらえます。しかし自作パソコンなので自身で処理しなければなりません。

リサイクル会社は多数ありますが、前回2台の廃棄の際も利用したリネットジャパンで手続きを進めました。

無料です。当方のように自作PCを持っている者にとってはリネットジャパンは国や都市と連携している企業なので安心で利用しやすいです。箱に詰められれば複数台も可能。

手続きはネット上で、引取りからリサイクル工場への移動、解体作業、処分終了までどの段階まで進められているのか、状況がわかるようになっているところが良い。

PCを処分する際、面倒なのがハードディスクHDDの中のデータ消去。やはり個人情報の記録があったりするとそのまま廃棄するのは避けたいものです。そこでソフトによる消去、依頼代行等ありますが、ここではそれらは利用せず全て物理的破壊をして送り出しました。

そのパソコン廃棄・リサイクルの払い出す際のHDD物理的破壊までの作業を参考に写真で示しておきます。

(1) ためてあった?今回のPCをリサイクルへ。情報が残っていたので捨てられず、HDDだけ取り外しておけば良かったのに、もったいない症候群。
と言うことで置いてあっただけの3台目。メモリ、CPU、サウンド、ディスプレイカード等全てそのまま。電源を入れれば普通に動きますけれど、OSはWindowsXPで、スピードも遅いし再利用のメリットは無いと判断。筐体のデザインは良かったのですが……未練がましいか。

(2) ケースカバーを外してIDE-HDDを取り出し。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAで撮影

(3) HDDの中の部品ディスクを破壊
内部の円板を破壊するために分解。ネジが特殊で頭がマイナスやプラスではなくて星形をしていますので、専用のドライバーが必要。カバーの数か所のネジを外します。ラベルが貼ってある下にもありますので面倒ならラベルの上から外してしまいます。

(4) カバーを外して、ディスク円板を取り外す。
ディスク中央の回転部分にも細いネジ(星型か六角穴)がありそれを外し、邪魔な部品も壊せる個所は取り除き、円板のディスクを取り出します。記録容量に比例して枚数が増えます。今回は2枚。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAで撮影

(5) ディスクを切断。
経験からディスクは金属製とガラス製のものがあり切断する際は注意が必要です。鉄板切断用スニップスで真っ二つに。前回ガラス製の場合で、パリーンと割れて飛び散ったのを経験しましたのでガムテープを貼ってその上から切断、安全です。どちらの材料もメッキがしてあって鏡のようですし、ハジク音も似ているのでわかりにくい。今回は金属製でした。

(6) これを元のHDDに戻す(写真は省略)。見た目は最初の状態と同じになります。
PCの中に戻してそのままPCリサイクルへ。円板だけをごみ処分にしても良いでしょう。前回はノートブックもハードディスクを取り出し、同様に分解データ消去(物理的破壊)しました。