連休中に晴れ間があった時に木星をビデオで録画してみました。大気の揺れか、シーイングは良くありませんでした。やはり、ピントとかシャッタースピードの適切化はもちろんなのですが、一番影響するのは大気の安定化でしょうか。画像がくっきりしないのは望遠鏡ではないし仕方がありません。

今回は写真・静止画ではなくて動画ファイルから直接コンポジット・写真合成してみました。ソフトはRegiStaxAutoStakkert!です。後者は初めての使用です。以下の画像はRegiStaxによるものでホワイトバランスなど調整しています。なんとなく大赤斑が写っているように見えませんか。

AutoStakkert!とRegiStaxによる動画処理後の画像は以下のとおりです。どちらも大きな違いは無いように思います。いくらかRegiStaxの方がなめらかになったような。上の写真はRegiStaxの録画1の木星を調整したものです。元々の写真では大赤斑は明確ではないのですが、レタッチすると少しだけですが浮かび上がります。

ついでに動画からのガリレオ衛星の写真も。少し見えづらいかもしれません。