2023/05/04 19:00過ぎに月がとてもキレイなので眺めると共に撮影を。しかし、まだ昇ってきたばかりでシーイングが良くなく写りの方は良くありませんでした。しかしせっかくですので、月面文字Aの付近、メスティングA、それに明るいアリスタルコスを確認。

画像の質よりも上記の場所の撮影を優先しましたのでこれを自身の記録のために整理しました。画像1に昨日の月齢14.3を、画像2に画像1の黄色枠の部分を3,000mm×2倍~4倍と実際に拡大撮影した結果を示します。全て、縦軸を南北に回転補正しています。

1. 月面A

かなり拡大しないと見えないのに、他に似たようなAが無いものかと思ったことがありますが、一方、見えた時の面白さは格別です。ほんのり光房の久保庭敦男様の”月面地形日照カレンダー“に月面文字が最適に見える日時がまとめられています、それによれば当日の月面Aはタイミングを過ぎているのですが、見えないなりの様子を確認しようと。結果は画像2の左の画像のとおり既に夜が明けてしまって影は見えませんが、その名残りは見えましたので楕円で囲みました(間違っていないと思いますが)、前日は逆にこの部分には全く陽が射さないので見えないと予想されましたので撮っていません。”A”は180°回転して見えます。なお、月面Aに関しては解像度は別にして本ブログでも少しだけを載せています。

2. メスティングA

月面座標の基準点(現在の緯度経度ゼロ地点ではありません)としてネットでメスティングAと検索すると記事が多く見られますが、満月近くになるとかなり明るく見える小さなクレーターとして月面座標の基準点の紹介が久保庭様からありました。早速それを眺めることにしました。画像2では中央の画像が該当します。小さな光る点は他にもあるのですが、以前の月面座標の基準点だったと知ると見たくなります。画像1にも明るい点が写っているのが見え、意識すると目立ちますね。

3. アリスタルコス

明るく見えるクレーターのついでに最も明るく良く知られているアリスタルコスを画像2の右の画像に。解像度が全く良くありませんが望遠鏡によるクリアな画像はネットでたくさん載っていますので。

画像1 月齢14.3 2023/05/04 19:21 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 2,000mm相当 10枚をAS!3でスタック、RS6でWavelet変換

画像2 2023/05/04 19:26~19:39 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 3,000×2倍mm~3,000×4倍相当 01のみシングル 02および03はスタック画像