昨日撮った写真でもう少し遊んでみました。先日のDeepSkyStacker(DSS)で処理した場合とRAW写真から現像してRegiStax処理した場合の2種類です。これ長くやっていますとたくさん写真ができてしまって、どれが良いのか自分でもわからなくなってしまいます。デジタルの世界は何でもできますけど優柔不断だとごみばかりに。

まずはDSSの写真。馬頭星雲らしきものには見える。真ん中の広い大きな真ん丸ピンクが現れないと良いのだけど。消そうとすると馬頭星雲の方まで消えてしまいます。

それと次にRAWデータから現像処理してさらにRegiStax処理した写真。ベルト三ツ星の方のまわりの赤い部分、人工光ではない星雲を拾っていますね。真ん中の明るい部分を消したいが。

RAW写真だと元に戻ってレンズ周辺補正なるものを施せる、色が少し変わってしまいましたが、真ん中の明るさを減らした分、周辺が明るさが減ったのでやはり上の写真の方が真ん中を見なければ星間雲らしいかな。人工衛星らしき線が目立つようになってしまいました。

ついでにコンポジットなしにして1枚のみではどうだろうと、かろうじて見えているではないか、もやもやが、ゴミなんて言いながら、ゴミでも簡単に家の中から撮れる可能性があることが確かめられただけでも良いんです。

いずれもホワイトバランス、明るさ、コントラスト等いじりまわしています。写真左側のオリオン座ベルト三ツ星部分の星雲には馬頭シルエットも拾っていますけれど真ん中も同じ色の煙だらけや明るくなり過ぎて光害真っ只中かと。これ以上の露出は人工光を呼ぶ込むばかりで写らないのでしょうね。やはり都会の馬頭星雲は煙状に撮れるけれど良く見かけるきれいな普通の写真はお手軽、お気楽撮影としては無理か、残念。どこかに都会で撮った良い写真例がありましたら勉強して再度挑戦したいと思います。もちろん望遠鏡無しと言う無謀な条件です。でも直ぐに撮りたければ都会を離れればに決まってますよね、田舎に行けば、です。

話はそれますが、オリオン大星雲、良くここまで光を拾っています。撮れば撮るほどキレイになる感じがして励みになります。これが天体写真の面白さでしょうか。月、惑星を撮っていても毎回違う写真だし、星雲も少しの大気条件とかで変わっているような気がします、無限という事。あーっ、二日に渡って遊んばさせてくれました。

明日は大晦日、今日は?、晴れていますね、昔のようにフィルター無しで撮ってみたらどうなるだろうと。