満月は08h08mから10時間以上も経過しましたが、将来の合成月造りの材料になりますので撮っておきました。No.966に示したリストにあるように01/07の満月は04/26の上弦の月と秤動がほぼ一致します。もちろん上弦の月が晴れて撮れる保証はありません。しかし、撮れた場合は合成月にしてもずれを隠す必要がなくなります、Magic Moonと勝手に呼んでいます。

当日は高度30°近くで、満月の輪郭が上下左右、交互にゴムまり状態のようなゆがみを繰り返し、しかも月面はジリジリ、チカチカしていて不安定でした。落ち着くのを待ち、緩やかになった瞬間の3枚をAutoStakkert!3でスタックし、RegiStax6でWavelet処理しました。画像1に示します。4K映像の数ファイルも撮ったのですが全てスタック画像もフレーム画像もまともに写っていませんでした。満月時刻を少し過ぎたので右側がほんの少し欠け始めています。上記春の上弦の撮影を期待します。

画像1 月齢15.0 2023/01/07 19:39 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 2,000mm相当 1/200秒 3枚のスタック画像