(Rev.1 追記) 6/4は成果ゼロ。千葉県側のサイエンス@千葉さんの成果を追記紹介させていただきました。追記箇所は太字で。


今週は日没後にISS日本上空通過のある週で拡大撮影のチャンスでした。6月1日(水)、2日(木)および4日(土)。

6月1日がベストで高度88°の天頂通過でしたがあいにくの曇り空。2日が晴れました。ISSの最高高度は48°、最短距離は横浜から551km。地上軌跡は日本海から山形県、宮城県仙台を通過後太平洋へと向かうコース。(追記2022/06/05 : 6月4日は厚い雲で覆われ、月もISSも視認できず、200mmで月との接近通過動画狙いも拡大撮影も成果ゼロ。千葉県側ではと思いましていつものとおり確認しましたらさすがサイエンス@千葉さん(坂井美晃様)は成功されていました、それも月面通過で、しかもど真ん中通過、すばらしい。リンク先は以下のとおりですので写真をどうぞ。https://engawa.kakaku.com/userbbs/2193/#2193-497。コメント欄を読んで、昨日は通過10分後には月が見え出しました、運の無さ痛感。月面通過は2021年1月以来無し、No.833が懐かしい)

近くの公園に出て、EOS-M6で光跡撮影をCOOLPIX P1000で拡大撮影。今回は公園でサッカーの練習をしている子供達とコーチの方と一緒に見られたのがうれしい。

(拡大撮影)

4K動画からPIPP処理し編集した動画を動画1に示します。また動画から最高高度に達した後のフレームを取り出し、1秒毎に含まれる10~30フレームをAS!3で利用数5枚と設定し処理しました。主として最高高度到達後から東の空に遠ざかる様子を並べて画像1に示します。

動画1 ISS拡大 2022/06/02 19:34~19:36 COOLPIX P1000 ISO-800 f/8 539mm(3,000mm相当) 1/500s/frame 4K撮影

画像1 ISS拡大画像 動画から取り出し編集 2022/06/02 19:35:08~19:36:27間の抜粋

久しぶりになりますが、見本となるサイエンス@千葉さんの望遠鏡による写真を参考に比較確認しました。個人的にこのくらいの大きさに表示する画像が気に入ってます。いつもの感想になってしまいますがソーラパネルの分離、ラジエータの折り目などがクッキリと。目を細めてぼやかして見ると自分の上記画像に似てきますので興味深く、面白い。撮影時点では先頭にドッキングしている宇宙船は無く、クルー4ドラゴンも宇宙側に駐機ですので見えません。

(光跡撮影)

比較明処理し画像2に示します。北極星のすぐ上を通過しているのですがISSも北極星も西側の空の明るさで見えていません。しかし北斗七星が上に見えていますのでそれらしい空の写真になっています。左端には明るい月が写っています。撮影していて気が付いた事なのですがISSの光はこの画像の右側端の近くで明るく見えだしました。もう少し東側に向ければ明確な軌跡が描けた可能性があります。

画像2 ISS軌跡 2022/06/02 19:33~19:40(ISSが写野から外れた画像を含みます)SiriusComp64で比較明処理 EOS-M6 ISO-100 f/8 8秒+2秒間インターバル 7.5mmレンズ

当日は北西から東へと向かうコース。今日、4日は同じ高度、時刻で方向は北西から逆方向の南へと向かいます。対象になって面白い。4日で今月の日没後の撮影チャンスは無し。次回は一か月後になります、もちろん、早起きできる方はこの限りではありません。